責任呑み

　随分ご無沙汰していたお店に行った。
日本酒が置いてあって、良い店なんだけどなかなか訪問が出来なかったんだよね。
でも覚えてもらっていた。
嬉しいね。
こういったときは沢山呑んで、お金を落とさないと行けないのだけど。
時間がなかったので軽く一杯と一品で。
ってお酒を見ると東洋美人があった。
最近呑んでなかったしとチョイス。
７５ccで４００円とありがたい値段。

すると、こちらを机において。
「あとちょっとだから責任を持って呑んでもらって良い？」
って聞かれた。
良く意味が分からなかったんだけど、いいですよ。
って言うとグラスと瓶を置いてまた調理を始めた。
あぁ、最後の１杯をオマケでくれると言うことかな？
って思ってグラスに注ぐと。
まだ残っている。
ありがたいね、と呑んでみると旨味もそうだけど、甘く感じるくらいの軽い香りが気持ちいいなぁ。
ぐいぐい呑んでいると１杯目を飲み干す。
まだあるな、って注ぐと、まだ残った。
２杯でオマケと言うことか、ありがたい話だと思い呑む。
そのままでは申し訳ないのでもう一品頼んで呑んでいると２杯目終了。
その後、もう一回注ぐと３杯目でかなり無くなったけどまだ少しだけ残っている。
どんだけサービスやねん、って笑ってしまった。
結局は３杯と少し、２５０ccくらい呑んだと思う。

きっと僕のことを呑兵衛と思っているのだろうな。
帰るときもにやにやしてたし。
でも良い店だ。
また行かなくては。