落とし所

　悩み苦しんでいる資料がある。
来月にある対外的な会議の資料。
ここ何年もいろんな上司がやっては失敗し続けた会議だ。
その資料を今年任された。
それ自身何も問題もないし、任されて誇らしい気持ちもある。
しかし問題が確認の点である。

・作った僕はその会議に参加したことがない。
ってことでどんな感じの展開かよくわかっていない。

・今回の会議も僕は参加しない。
ってことで資料の中身の補足的な事を口頭で説明はできない。
つまり資料を見てわかるようにしておかなくてはいけない。

・何社も合同でするので具体名は出せない。
これがネック。
具体的な名前が出せなかったら具体的な数字も出せない。

こんな点から問題は「もやっと感」となってくる。
会議の内容がもやっとしたものになって、焦点が絞り難い。
具体的な話ができないから飽きてくる。
空想のような話になる。
これを資料にするわけには行けない。
その上、今の資料を提出する相手は「失敗した」経験を持つ上司。
相談すればするほど「より具体的なもの」を求めて来る。
このバランスが非常に難しい。
落とし所を探している状況。
その上深く掘り下げすぎると、自分が自爆しそうだし。
なんだかプライベートまで仕事で一杯になってきている。
嫌な状況だ。

夕飯のメインは蕪。
餡かけで暖まりながらご飯をぶっかけてあんかけご飯に。
当然だけど旨いです。

さぁ、この資料。
今週中に出来上がるのだろうか？
何か僕に降りてきてください！
神よ・・・。