前田智徳

　広島の背番号１。
前田智徳選手が引退した。
広島出身の課長はこの日のために、朝早く出勤し、早々帰って行った。
僕も気になったけど、なかなか見れず。
ツイッターの話だけで見ていた。

僕にとっての前田選手は、足が速く守備が上手いセンターというイメージ。
多分レギュラーに成り立ての頃のイメージが残っているんだろうなぁ。
山崎隆造選手のポジションをとって２番バッターを打っていたイメージがずっと残っている。
繋ぐ人だろうな、なんて幼心に思っていた。
その後、気付けば３番バッターに立ち。
どんどん目立つバッターになり。
そして、これからの時にアキレス腱を。

そこから走れない、守れない。
ただ芸術的なバッティングでチームを盛り立ててくれていた。
そしてどんどんファンが増えていった気がする。
怪我に耐え、レギュラーを守り。
ライトを守り、レフトに移り。
そして代打専門になった。
でもずっと輝いていた。
今年も４月まで輝いていた。
あのデットボールまで。
２４年間ずっと輝いていた人ですが。
輝きは、前田選手のオーラ。
自分で出していたんだろうね。
もう、休ませてあげましょうよ。

なんだかそう思えた。
みんなに愛された選手。
お疲れ様でした。
きっとカープファンはみんな泣いたんだろうなぁ。
広島県はみんな涙に溢れたんだろうな。
とにかくとにかくお疲れ様でした。
２４年間、ずっとファンでした。
また赤いユニフォームを着てくれる日も楽しみにしてます。