僕の「広島」が一つ消えようとしている

　ツイッターで衝撃のコメントが書かれていた。
『於ふく』の閉店コメント。
今月いっぱいで閉店だそうな。
かなり衝撃。
僕にとっては『うけがわ』『於ふく』という２店舗がとにかく好きだ。
でも出会いは『於ふく』の方が出会いは早い。
ってより研修時に出会っているので１０年以上だ。
でも通ってからはもう５年近いかもしれない。
最初にお店に「はまった」お店かも知れない。
澄んだ透明な塩と出汁の効いた汁で綺麗に煮込んだおでん。
子の出汁で煮込んだ鰯のつみれ、鶏のつくね、豆腐練り物を食べるのが好きだった。
出汁なんて残せない。
最高の時間だ。
焼酎や日本酒を呑みながら食べるおでん。
夏も行ったなぁ。
暑い時期に涼しい店内で食べるおでんは最高だった。
ご主人さんも何となく人のいい寡黙な人。
でも土地に詳しく、自由にかまってくれる。
嬉しかった。
元々ご主人さんはイタリアンご出身。
おでんのつまみにがんもどきや煮物とともに何故かイタリアンメニューがあるのが意地だったのだろうか。
美味しかったけど。

通ったお店が消えていく。
行きたいけど行きたくないような。
悲しくなる。
どうしようか。
今月いっぱいか・・・。

とりあえずまた素麺を夕飯に。
トマトとピクルスの素麺。
わさびタレで食べてみる。
夜遅くだったのでノンオイルだったのですっきり食べれる。
良かった。

でもまだ心の中でもやもやがある。
寂しい気持ち。
僕の「広島」の歴史が一つ消える・・・。