眠っていた春鹿

　先日親が来た時に持ってきてくれたお酒。
ちょっと古い春鹿を。
こんなお酒どうしたの？
って聞いたら、以前友人にあげようと買ったヤツをそのまま忘れていて。
ずっと奥の方に眠っていたらしい。
どうせならあげるとのこと。
ほうほう、これは恐るべし常温保存の変態酒ではありませんか（苦笑）。
せっかくなのでゆっくりと少しずつ頂きましょうと。
ありがたく我が家のラインナップに。
まぁお酒も随分減ってきたのでありがたい話です。

平成２０年のお酒と言うことで、香りは・・・。
あまりひねてないですね。
常温で呑むと、お酒の「辛い」「甘い」がもう一つ判断できない僕でもかなり辛いのが分かるお酒ですね。
クラシックな香りが少し漂う、でも寝かしたからかどっしりした形になっていた。
これは温めて呑んでみたいな。
なんて思って次は５５℃まで温めてクピりといただくと。
丸くなった香りと、少し崩れそうで不安定ながらちゃんとまとめ上げているお酒の美味さが楽しくなってきた。
色合いもかなり黄色く色づいていて、独特の香りもあるのだけどじわじわと呑める感じ。
これならなかなか良いですな。

なんて「春鹿」を語っていますが。
昔はなかなか呑めなかったお酒なんだけどなぁ。
ありがたい時代ですね。
福岡で呑めるなんて。
さんきゅ、親たちよ！